肝臓病は悪い状態でも症状がでないことがほとんどで気付くのが遅くなりがちな病気です。
黄疸や腹水、出血、口臭などの症状がでて初めて気づく事があります。
他の日常での症状は嘔吐、下痢、便秘、元気がないなどの他の病気や体調不良と同じ様な症状しかでません。
健康診断を受けていなくて久しぶりに受けたら肝臓の数値が軒並み上がっていたなんてことも良くあります。

症状をまとめると、食欲がない、体重が落ちてきた、黄疸がある、水を大量に飲む、下痢や嘔吐をしている、色の濃い尿をしている、おなかの周りが膨らんでいる、歯茎が青白くなるなどがあります。

これらの症状がでた時には肝臓病以外にも病気があることがありますので、早期発見、治療の為、獣医さんに連れていってあげて検査を受けることをおすすめします。

肝臓は臓器の中でも丈夫なのでしっかりと治療すれば治る病気です。
しっかりと治療していきましょう。

 

猫ちゃんの肝臓病の原因

肝臓病の原因は、

・寄生虫や感染症によるウィルスあるいは細菌による感染
・化学物質の摂取量が多い
・心臓病などの病気による肝臓への血流の変化

等が考えられます。

寄生虫などにより感染症になってしまった場合は肝臓がうまく機能しなくなる事があります。

それ以外に良くあるのが他の病気の薬を服用している事で腎臓の機能が低下して腎臓病になってしまうケースです。
殺虫剤などの薬品を何かしらの原因で体内に入れてしまう場合などが原因で起こる事もあります。

他の臓器が不調になっている場合にも肝臓に影響を与える事もあります。

 

猫ちゃんの肝臓病になってしまった時の治療法

肝臓は症状が出にくい病気が故、肝臓病と診断された時点ですでに症状が重くなっている事が多いです。
基本的な治療方法は薬物による治療になりますが、
症状を抑えて悪化させない事を目的とすることがほとんどです。
あまりにも悪化しているなどの状況では手術などが必要になる事もあります。

薬以外では食事を気を付ける事で回復していきます。
普段の生活の中では早期発見が難しい病気なので定期的な健康診断をしましょう。

 

猫ちゃんの肝臓病を食事で改善する方法

肝臓病の症状がでてしまっている場合は、
肝臓を休ませることが一番効果的な方法です。

肝臓を休ませるとなると食事を一切与えないというワケではありません。
食べ過ぎを抑える事が必要になるという事です。

肝機能を強化するためのサプリメントやハーブなどもありますが、
肝臓病の症状によっては効果が薄くあまり改善しなことも結構あるようです。

その場合は根本的な食生活を見直すなどの発想を転換する事で改善しくこともあります。

肝臓は臓器の中でも最も再生能力の高い臓器といわれていますので、
その再生に必要なたんぱく質が摂れる食事をする事が食事療法で重要なポイントになります。

何の栄養素を補給するかも大切なのですが、
なるべく肝臓に負担のかからない食事を考えるほうが効果的です。

肝臓を良くするためには肝臓(レバー)を食べるという考え方も東洋医学ではありますが、レバーばかりを与えていても他の臓器に影響を与えてしまうので、
他の肉や野菜などの食材と一緒に与えてあげることが必要です。

効果的な栄養素は先ほど重要だといったタンパク質、
それ以外にビタミン、ミネラルなどが必要になるので
動物性の食材と海藻などをバランスよく作ってあげる事が重要になります。

必要な栄養をあげると、
たんぱく質、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンB1・2、亜鉛、タウリンなどがあります。

たんぱく質は肝臓への負担を減らして再生に役立つので非常に重要な栄養素です。
ビタミン類は肝臓病になるとビタミン欠乏症になりやすいためビタミンの摂取は重要になります。
ミネラルは肝臓の機能をサポートする働きがありますし、代謝も良くしてくれます。

 

肝臓病に効果的な栄養素と食材

肝臓病に必要な栄養素
タウリン・・・貝類、アジ、イカ
ビタミンE・・・かぼちゃ、コーン、すじこ
亜鉛・・・牡蠣、豚レバー、牛肩ロース
動物性たんぱく質・・・鶏肉、豚肉、牛肉、豚レバー、チーズ、卵、アジ、牡蠣、貝類、イカ、すじこ、にぼし
野菜・・・かぼちゃ、コーン、キノコ、アスパラガス、ニンジン、大根、キャベツ
穀物・・・ごはん
その他・・・植物油

肝臓を休ませるために食事の量を減らしてあげて効果的な食材を与えてあげてください。
良質なたんぱく質は必ず摂取させてあげてください。