猫ちゃんは人間よりも年の取り方が早いので7歳の頃には40歳を過ぎて高齢になっていきます

猫ちゃんの老化するスピードは様々ですが早い猫ちゃんだと8歳を過ぎる頃から老化がみられます。
普通の猫ちゃんだと10歳頃から老化のサインがでてきることがほとんどです。

老化がはじまると目、鼻、皮膚、、被毛、歯、内臓などの、
体のあらゆる部分に機能の低下がみられます。

Contents

猫ちゃんの老化のサイン

目やにが出やすくなる

目と鼻は猫ちゃんの体調の良し悪しが現れやすい場所です。
老化すると目やにが出やすくなります。

皮膚や被毛にうるおいやつやがなくなってくる

ホルモンバランスが崩れたり、栄養不足が原因で毛がパサついたり抜け毛が増えてきます。
ブラッシングをやさしくしてあげて皮膚に刺激をあたえてあげましょう。

虫歯・歯が抜ける

虫歯や歯周病・歯肉炎などの歯のトラブルが起きやすくなり口内が弱ってきます。
歯磨きをしてあげて歯石や汚れをとってあげてください。
歯が弱くなってくると咀嚼力(噛む力)が弱くなるので食べ物も変わってきます。
また、老化が始まるとよだれも出やすくなります。

 

爪が伸びてくる

猫ちゃんは伸びないように爪をとぎますが、
老化が始まるとめんどくさくなって爪が伸びてきます。
爪切りを定期的にしてあげてください。

慢性の便秘

胃や腸をはじめとする内臓器官の機能も弱ってくるので、
食べ物の消化、吸収機能は低下してきます。
運動の少なくなってくるので便秘気味になる傾向にあります。

排尿異常

腎臓病(じんぞうびょう)や糖尿病が原因でおしっこが多くなってしまったり、
膀胱(ぼうこう)の筋肉が弱ってくることでトイレ以外の所でおしっこをしてしまう事があります。
老化の症状でしかたがない事なので怒らないであげてください

体温の調整機能が衰えてくる

年をとると体温の調節がうまくいかなくなります。
熱い時期や寒い時期にはしっかりと室温を管理してあげてください。

動きが遅くなる

筋肉の機能が低下する事でじゃれて遊んだり、運動をしたりすることを嫌がるようになります。
関節に痛みがある事もあるので歩き方に違和感を感じたら獣医さんに診てもらいましょう。

眠る時間が多くなる

ムダなエネルギーを使わないように1日の大半を眠って過ごすようになります。

五感の低下

視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚の機能が低下してきます。
視力や聴力の機能が低下する事でものの判別がつかずおびえる事もあります。

 

老猫・シニア猫ちゃんにおこりやすい病気

腎臓病(慢性腎不全)

腎臓の機能が徐々に破壊されていき老廃物を体の外に排出する機能が低下して様々な症状が出てくる病気です。
腎臓の75%が破壊されて初めて気づく病気です。

腎臓病の症状

症状が現れる頃にはかなり病気が進行していまているのが腎臓病の怖い所です。
水をよく飲み、おしっこをの回数が増え体重が減ってきたら危険な状態です。
悪化すると食欲不振や脱水症状、口内炎、貧血などの症状が出てしまいまう事があります。

腎臓病の治療方法

食事療法が有効になります。腎臓の負担を減らすためにタンパク質を制限したキャットフードを症状のレベルに合わせて与えるようにしましょう。

腎臓病の予防方法

新鮮な水をいつでも自由に飲めるようにしましょう。
水は水道水がいいでしょう。
ミネラルウォーターは余分なミネラルなどが入っている場合があるので水道水を新鮮に保ってあげてください。
定期的な健康診断を受ける事で早い段階で発見できる可能性が高くなります。
8歳を過ぎた頃には定期的に診断を受けてキャットフードの見直しもしましょう。
ストレスを与えない生活環境を整えてあげる事も重要です。

 

下部尿路疾患

猫ちゃんの泌尿器に異常が出る病気で、尿道に尿結石ができて尿道が塞がってしまい、
膀胱炎や尿道炎を引き起こす病気です。
完全に塞がってしまうと尿毒症を引き起こす事になり危険なので症状がではじめたらすぐに獣医さんへいきましょう。

下部尿路疾患の症状

血尿がでたり、おしっこをする体制が長いのにおしっこがあまり出ていなかったりするのが症状です。
悪化する前に獣医さんの受診をうけてください。

下部尿路疾患の治療法

尿結石用治療用のキャットフードを与えて水分をしっかりと飲ませてあげます。
つまった結石を移動させたり取り除く治療を行います。

下部尿路疾患の予防方法

おしっこが出にくかったり、血尿が出るなどの症状がでたらすぐに獣医さんで尿検査を受けましょう。

 

心筋症

心筋症は血液の循環の重要な心臓の壁を作る筋肉に異常ができる病気です。

心筋症の症状

呼吸困難になりやすく息切れをするような症状がでて、舌の色が紫色になります。
後ろ足がふらふらとしてきたら症状がでているサインです。
犬のように口をあけてハーハー呼吸をするようになったらかなり注意が必要になります。
獣医さんで血液検査や心電図、レントゲンなどの検査を受診してください。

 

糖尿病

闘如病は体内の血液の血糖値をつくるインスリンホルモンが減少して、なにかしらの理由で効かなくなる事により血糖値が上がってしまう病気です。

糖尿病の症状

初期症状は食欲が増えて、水もたくさん飲むようになり多尿になります。
そのうち食べているのに痩せていってしまい脱水症状を引き起こします。
悪化すると嘔吐や皮膚の粘膜が黄色くなってくることがあります。

糖尿病の治療法

インスリンの注射をうって血糖値をコントロールして、
繊維質を多く含むキャットフードを与える治療を並行して行いながら、
徐々にカロリーをコントロールしていきます。

糖尿病の予防法

糖尿病は遺伝的な要因も多い病気ですが、
肥満やストレスなどが原因でインスリンの分泌がうまくいっていないことで起きる事も多くあります。
体重管理やストレスを与えない環境づくりをしてあげる事で予防につながります。

 

癌(がん)

猫ちゃんも人間と同じように体のあらゆる場所に腫瘍ができてしまいます。
猫ちゃんの場合腫瘍は悪性の確率は高くほとんどの場合がガンです。

皮膚や外側にある内蔵などは触ってしこりがあるとわかるので、
普段から猫ちゃんをタッチして早期発見をすることを心がけましょう。

 

ガンのなかでも特に老猫・シニア猫ちゃんがかかりやすい場所

乳腺ガン

乳腺のガンは10歳以上のメスの猫ちゃんが多くかかる病気です。
90%が悪性腫瘍であるといわれているので早めの対処が必要になります。

乳腺ガンの症状

乳腺の中に小さなしこりができてきて、次第に大きくなって硬くなります。
皮膚を突き破って出血する事もあります。
状態が悪化して腹部や肺に転移してしまう場合があるので早期発見で対処しましょう。

乳腺ガンの予防方法

時々にゃんこの乳房の回りを触ってしこりがないかチェックしましょう。

 

扁平上皮ガン

日光の刺激によってできる白い猫ちゃんの耳や鼻、皮膚にできるガンです。

扁平上皮ガンの症状

目や鼻、耳の縁が赤くなってしまい出血する事もあります。
最初はただれがひどい皮膚炎のように見えますが症状が悪化すると耳の部分が欠けたりしてしまいます。
早めに発見をしてすぐに患部を切除しなくてはなりません。
切除できない場所だと昨日の障害が残る可能性があります。

扁平上皮ガンの対処法

ケンカの傷や皮膚があれているだけだと思わずしっかりと見てあげて、
おかしいと思ったらすぐに病院で検査を受けましょう。

 

猫ちゃんの風邪

猫ウィルス性鼻気管炎

猫のヘルペスウィルスによってかかる病気で伝染力が強く他のウィルスや細菌との混合感染によって症状が重くなり死に至る事もあります。

猫ウィルス性鼻気管炎の症状

ひどいクシャミ、せき、鼻水、目やにで高熱がでて食欲もなくなります。

猫ウィルス性鼻気管炎の予防法

三種の混合ワクチンを接種する事である程度の予防が可能です。

 

猫カリシウィルス感染症

初期症状は猫ウィルス性鼻気管炎と同じくせきやクシャミ、目やにがでて熱がでますが、
症状は軽くなります。

猫カリシウィルスの症状

くしゃみやせき、鼻水以外にも下痢や口内炎などの症状がでます。
肺炎を併発すると死亡する事もあるので注意が必要です。

こちらも3種の混合ワクチンによりある程度の予防ができます。

 

虫歯

老猫・シニア猫ちゃんは歯も弱ってきます。
虫歯は根元から進行するので歯石に隠れている事もあり知らずにひどくなる事があります。
虫歯の痛みで食事ができなくなったりすることもありますので早期に発見して治療してあげてください。

歯周病

歯の周りの組織の病気で歯肉炎や歯槽膿漏などの事をいいます。
治療しないと歯が抜けたり歯茎から出血することがあります。
6歳以上の猫ちゃんの多くが歯周病をかかえているといわれています。

歯周病の症状

歯茎が腫れたり、歯が抜け落ちたりして歯が抜けた後も他の病気が併発して、
糖尿病や細菌性の腎臓の原因になる事もあります。

歯周病の治療法

歯石をとってあげて再発を予防する必要があります。

歯周病の予防法

歯磨きや歯石除去で口の中を清潔にしてあげてください。

 

猫ちゃんのの体力の低下

老猫・シニア猫ちゃんは老化による体力の低下で生活が変わってきます。

 

筋肉や体の機能の低下

若いときは遊んでもらいたがったり、家の中を駆け巡ったりしていたのが、
だんだん少なくなっていきます。

動いたり、体を動かす事をめんどくさがり、高い所に上がれなくなったりすることがあります。
また、1日の多くを飲むって過ごす事になってくるので動きたがらなくても声をかけてあげたり、
疲れない程度に遊んであげる事で体力の低下を防ぐことができます。

視力や聴力・体力も低下

動くものには敏感で反射的に手をだしたり捕まえたりする猫ちゃんですが、
視力や聴力・体力が低下してくることで周りに対する反応が鈍くなります。
また、体力の低下で抵抗力が弱くなり風邪をひきやすくなったり病気にかかりやすくなります。

 

ぼけ・痴呆症

ごはんを食べたばかりなのにまた食べようとしたり、トイレの場所を忘れて違う場所でおしっこやうんちをしてしまうことがありますが、
人間と同じような痴呆症やぼけの症状とは違い病気の可能性もあります。

 

老猫・シニア猫の体温調節

猫ちゃんはもともと砂漠でくらしていた動物なので熱さには強い動物ですが、
老化してくると体温の調節がうまくいかず体温の調節機能が低下してきます。

家を留守にしていくときには注意が必要です。
長時間締め切って熱い部屋に留守番をさせていると熱中症になることもあります。

だからと言って温度の下げすぎもよくないのでクーラーを除湿やドライ、または温度が高めの冷房にしておくのがベター。
冬は寒すぎないようにカイロをタオルに包んでおいておいたり、湯たんぽを置いておくといいでしょう。

外出を自由にしている猫ちゃんはあまりにも暑い日や寒い日、天候が悪い日などは外へ出さないようにしてあげるほうがいいでしょう。

 

老猫・シニア猫ちゃんが元気に暮らすためには?

病気や体の異常は早期発見・早期治療
年をとってくると猫ちゃんは病気にかかりやすくなってきます。
一般的に老化が始まってくるといわれる10歳くらいを過ぎたら年に2~4回ほどの定期検診を受けましょう。
病気を早期発見できるだけでなく毎日の健康管理や生活での予防法もしっかりとアドバイスを受けれます。

 

老猫・シニア猫ちゃんの食事は?

年をとった猫ちゃんの病気は若いころからの偏食が原因になることもあります。
柔らかいドライフードの缶詰ばかりなどを食べていると歯石がたまりやすくなったり、
歯肉炎や虫歯の原因になります。
猫ちゃんの食事は栄養バランスや種類をしっかりと選んで食事を与えてあげてください。

 

老猫・シニア猫ちゃんは量を減らして回数を多めにあげよう

老猫・シニア猫ちゃんは老化により内蔵の機能が低下するので1度にたくさんの量は食べれなくなってしまいます。
1度の食事の量を減らして数を多く与えてあげてください。
理想は1日4~5回にわけてあげることです。

 

腎不全を考えた食事管理と良質なタンパク質を適量に

老猫・シニア猫ちゃんの多くが腎臓の機能が低下して慢性の腎不全の傾向があります。
人間の食事のような塩分が高めの食事は猫ちゃんにとっては塩分が多すぎです。
腎臓や心臓に負担をかける食事になりますので注意してください。
またタンパク質の過剰摂取は腎臓に負担をかけるのでキャットフードを選ぶ際は注意しましょう。
高タンパク質のキャットフードではなく良質なたんぱく質がとれるキャットフードを適量与えましょう。
その分を脂肪と炭水化物でエネルギーを補給します。

 

不足しがちな栄養分は老猫専用のキャットフードを利用

カルシウムの吸収力が落ちてきて骨が弱ってきたり、ビタミンの吸収率が落ちてきます。
その場合はカルシウムやビタミンの補給は主食以外で補給する必要があります。

バランスのとれた食事を手料理するのは大変なので、
老猫専用のキャットフードは年をとった猫ちゃんのカロリーや栄養バランスをしっかり考えて作られていますので利用しましょう。

食べやすい状態に工夫して与えてあげる
歯や歯茎が弱ってきたシニア猫ちゃんは硬いものが食べれなくなる事もありますので、
細かくしたりふやかしたりして食べやすい状態にしてあげる事も重要です。

水をあまり飲まないと脱水症状を引き起こすことがありますので、
新鮮な水を毎日用意して飲ませてあげてください。
食事も水分が多めのものをあげると便秘の予防対策にもなります。

肥満には注意

シニア猫ちゃんになると動きも鈍くなり、遊んだり運動をしたりもしなくなるためエネルギーの消費が少なくなってカロリーの必要量が減ってきます。
高カロリーのものをたくさん与え続けていると肥満になります。
肥満は万病のもとになり色々な病気のリスクを高くしてしまうので、
若いころに食べていた8割程度を目安に食事量をコントロールして下さい。

急に食事を減らすとストレスを感じますので少しずつ減らすようにしてください

 

老猫・シニア猫にオススメのキャットフード

エイジング 12+

高齢期の猫の中には、年を重ねるにつれ味覚や嗅覚が衰えることに伴って食事量が減少する猫がいます。<エイジング 12+>は、高い嗜好性を持ち、噛みやすく設計された2層構造のキブル(粒)により、高齢猫の食欲を刺激します。リコピンを含む独自の抗酸化成分とオメガ3系脂肪酸が高齢期の猫の健康をサポートします。健康な腎臓を維持するために、リンの含有量を適切に調整。高齢期の猫の健康な泌尿器を維持するためにミネラルバランスを調整しているのでおすすめです。

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